社員インタビュー

設計とは頭の中で考えたものを
カタチにすること。

設計課/設計課長/2010年入社
柘植 克三TSUGE KATSUMI

PROFILE

精密機械部品メーカーで駆動モーターの設計を約10年経験。その後、プラント設計に携わり、(株)杉山製作所に転職。運動不足解消のため、椅子代わりにバランスボールを導入するなど、スタッフ思いの課長。

VOICE 1設計図を描いたら終わりではなく
現場の声を聞き、より良い製品に。

量産機械をつくるのと違って、プラント設備の設計は現場に合わせた「1点もの」。図面自体の描き方は変わらないのですが、製作するものも大きく、各施設の条件に合わせて耐久性や耐震性といった安全面を考慮する必要があります。強度計算など地道な作業も多い。だから、この世界に入ったときは勉強ばかりしていましたよ(笑)。
杉山製作所は、製缶・組み立て・据え付けのすべてを一貫して行う会社です。だから製作側から「この部分がつくりにくい」とか「現場で整備がしにくい」といった不具合の情報が直接フィードバックされます。ちゃんと考えて図面を描いているつもりでも、実際に製品がカタチになると、こうしたほうが良かったという部分が意外とあるもので、本当にすぐに連絡が来る(笑)。現場の声を活かして、製品をより良いものにしていく努力が大切だと思います。

VOICE 2まだないものをカタチにするのが
設計のおもしろさ。

うちの会社が手がけているのは、プラントの設備や機械です。そのなかで設計の仕事は、お客様の要望をどう実現するか頭の中で考え、それを具現化すること。図面が仕上がり、それが職人の手によってカタチになり、現場に設置され動き出します。でき上がったプラントが正常に稼働し、お客様に喜んでもらえるのがとてもうれしい。それを一度経験すると、次はもっと、さらに良い仕事をしたい!という気持ちが湧いてきます。「自分がこれをつくったんだ」という達成感も大きいですね。

ある日の仕事のスケジュール

  • 5:00起床、朝食準備
  • 6:30犬の散歩
  • 8:00出社、設計図の作成
  • 12:00昼食
  • 13:00設計図の作成
  • 15:00休憩(15分)
  • 18:00退社
  • 19:00帰宅、夕食準備
  • 20:00夕食、片付け
  • 22:00就寝

VOICE 3最初は大変だとは思うけれど、
やる気があればゼロからでも学べます。

未経験で入社した場合、まずやってもらうのは図面の読み描き。同時に、CADの練習をしてもらいます。基本的な使い方なら、2~3週間あれば覚えられます。初めは大変ですが、設計の流れをひと通り経験してやり方を覚えてしまえば、カタチや規模が変わっても、あとは同じことの応用なんです。それでもわからないときは、周りにいる経験豊かな先輩社員に聞けばいい。とにかく根気強くやれる人に来てほしいですね。杉山製作所は、設計だけ、製造だけ、という会社ではないので、バランス良く勉強できる環境だと思いますよ。
最近は仕事の幅も広がり、若い設計者も増えてきたので、課長として設計室全体のレベルをもっと上げていきたいと思っています。