社員インタビュー

自分の手で金属を加工し、
製品をつくる達成感。

製作/2016年入社
鈴木 晶裕SUZUKI AKIHIRO

PROFILE

製造メーカーの溶接工から杉山製作所へ転職。現在は先輩職人のもとで、さまざまな製造加工技術を実践的に学び、スキルアップ中。趣味はゲームと映画鑑賞。

VOICE 1最初は自分の技術が通用するのか
ちょっと不安でした。

前の仕事では自動車のマフラーを専門に溶接していました。なので溶接技術はそこで身につけていたんですが、いざ転職してみると知らないことばかりでした。自分がやれることより、覚えることのほうが断然多い(笑)。例えば、マフラーは薄い金属を溶接しますが、ここでは“厚物”、もっと分厚い金属ばかりです。中途半端な溶接では強度が出せず、折れてしまいます。また接合する角度や部品の形状もいろいろあるので、少しずつですが腕は上がっていると思います。ベテランの方が作業した溶接面はすごくキレイ。自分ももっと経験を積んで、技術を磨いていきたいです。

VOICE 2巨大な機械が完成したときの達成感は、経験したことがないものでした。

入社以来、シャーリングマシンやグラインダーなど工具の使い方、図面の見方など、技術や知識を毎日実践しながら学んでいます。もちろん初めのうちは失敗もしましたよ。切らなくていい箇所を切断してしまって、やり直しとか(笑)。おかげで図面をよく見て、自分の理解で間違いがないかを確認する習慣がつきました。今は先輩とペアで一つの製品をつくっているのですが、例えば「分級機」という数メートルもある巨大な機械だと製作作業は1カ月ほど続きます。時間を掛けてつくるぶん、完成したときには大きな手応えを感じます。まだ新米なので初めてつくるモノも多いですし、自分の仕事が少しでも役立ったかなと思うと嬉しいです。

ある日の仕事のスケジュール

  • 6:00起床
  • 7:00通勤
  • 8:00朝礼、始業/製作作業
  • 12:00昼食
  • 13:00製作作業
    ※修理のため現場(お客様の工場)へ行くこともあり
  • 15:00休憩
  • 15:15作業再開
  • 17:00終業、退社
  • 18:00帰宅
  • 19:00夕食や家事
  • 23:00就寝

VOICE 3年配の職人さんも多い職場なので、
いろいろ教えてもらえます。

ふだん僕を教えてくれている先輩は30代前半の方で、いろいろ丁寧に教えてもらっています。上手くできないからと言って怒鳴られるようなことは全くないです。職場には、正直、年配の職人さんも多いんですが、みなさん気さくで作業の合間におしゃべりしたり、「こうしたほうがやりやすいよ」って効率のいい作業方法を教えてくれたりします。職人として働くには、まずモノづくりが好きなことが一番。かつ少しでも経験がある人なら、十分やっていけると思います。スタッフの中では自分が一番年下なので、同年代の仲間が増えたら本当に嬉しいです。